涼むだけじゃない?扇子に隠された日本文化!

涼むだけじゃない?扇子に隠された日本文化!

扇子は、涼をとるためだけでなく日本の文化や美意識を代表する伝統的なアイテムです。

扇子が初めて登場したのは平安時代。

当初は高貴な工芸品として貴族の間で使われていましたが、

次第に庶民の生活にも浸透していきました。

扇子は今日でも舞踊や茶の湯、演劇の演目に登場します。

また、祝事での贈り物や装飾品としてもよく見られるアイテムです。

この記事では、扇子の歴史から、その歴史を受け継ぐ当店おすすめの扇子を紹介します。

ぜひ扇子の優雅さと文化に触れてみてください。

 

 目次

1.扇子の歴史について

2.おすすめの扇子

2-1.グラデーション扇子

2-2.GIZAGIZA扇子 オレンジ

2-3.〈国宝 風神雷神図〉扇子

3.まとめ

 

1.扇子の歴史について

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日本の扇子の起源は平安時代(9世紀頃)で、当初は木や竹の板で作られ、

主に宮中で貴族の儀式に用いられていました。

当時の扇子は実用品であるとともに、身分や地位の象徴でもありました。

鎌倉時代から室町時代にかけて、扇子の製造技術は次第に進歩します。

折りたたみ式の扇子が登場するようになり、

扇子の骨を固定するために和紙や絹糸が使われるようになります。

扇子は軽量で実用的なものとなり、武家や文人、庶民の間でも流行しました。

江戸時代に入ると扇子は全盛期を迎え、芸術や生活の一部となりました。

扇子の用途は涼をとるためだけでなく、踊るため、観賞するため、詩を書くため、

さらには外交上の贈り物としても使われるようになります。

 

今日では、扇子は伝統的な使い方に加えて、

デザインやライフスタイルの美学にも取り入れられています。

扇子は芸能や茶道、夏祭りなどで欠かせない文化的な役割を果たし続けながらも、

現代的な柄や素材と組み合わされ、ファッション・アクセサリー、室内装飾品、

さらには海外旅行者のお土産品にも人気なアイテムとなっています。

 

ここでは、伝統とモダンを融合させた当店でも人気な扇子を紹介します。

千年の歴史を持つ扇子の魅力と実用性をぜひ体感してみてください。

 

2.おすすめの扇子

2-1.グラデーション扇子/西川庄六商店

骨を染め分けグラデーションにするという史上初の試みにより、

これまでにない美しい扇子が生まれました。

京都の職人が仕立て上げた高級紙扇子です。

色分金という扇面の縁を細く塗る技術で、同トーンのカラーを施し

引き締まった表情になっています。

グラデーション扇子/西川庄六商店はこちら

 

2-2.GIZAGIZA扇子 オレンジ/西川庄六商店

鮮やかなオレンジが夏の日差しに映える扇子。

シンプルながら特徴のあるギザギザの骨。

ポップなカラーリングで夏のシーンを彩ります。

GIZAGIZA扇子 オレンジ/西川庄六商店はこちら

 

2-3.〈国宝 風神雷神図〉扇子/便利堂

日本美術史上最も有名な作品ともいえる「風神雷神図」。

俵屋宗達の天才的技量が存分に発揮された代表作です。

パール印刷を施したほのかに煌めく白の地色に、風神と雷神を相対してあしらいました。

〈国宝 風神雷神図〉扇子/便利堂はこちら

 

3.まとめ

日本の扇子は、その独特の優雅さで今なお歴史的な趣と文化の温かさを伝えています。

朱 SHU.では、このほかにも職人技が光る扇子を取り揃えております。

ぜひ日本のものづくりの魅力を体感してみてください!

 

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