秋の行楽シーズンは、紅葉や澄んだ空気の中で自然を満喫する絶好の機会です。
お出かけ先、または庭先でのリラックスタイムのひとときを、より特別なものにしてくれる、抹茶を楽しむための商品ラインナップをご紹介いたします。
この記事では、抹茶を楽しむためのポイントや、おすすめの抹茶椀セット、さらにお手入れ方法などを詳しくご紹介します。
野外で楽しむ抹茶のすすめ
自然の中で味わう抹茶の美味しさ
秋の紅葉シーズン、自然の中で抹茶タイムを取り入れてみては?
心静かに抹茶をたて、普段の喧騒から離れて味わう一口は、何とも贅沢な気分に。
抹茶のほろ苦さと大自然の風景は絶妙に調和し、深いリラクゼーションをもたらします。行楽中に一服の抹茶を楽しむことで、いつものお散歩の時間が特別なひと時に変わるのではないでしょうか。
抹茶の風味は、その時々の季節の空気、場所によって様々な味わいにも。涼しい秋の風と共に味わう抹茶は、特に澄んだ味わいを感じさせるでしょう。
秋の行楽に適した抹茶椀とは?
秋の行楽シーズンに最適な抹茶椀を選ぶポイントをご紹介いたします。
やはり陶器は美しく、「抹茶をたてる」雰囲気を味わうのに最適。ですが、割れにくい、という観点からは漆や木製なども選択肢に入れるとよいでしょう。
手に馴染みやすいサイズであることも大事です。野外で使用する場合、移動や座って抹茶を点てる場面が多いため、手に収まりやすい小ぶりなサイズがおすすめです。
秋らしい季節感を意識したデザインのものをセレクトするのも粋。紅葉や秋の果物をモチーフにしたデザインやカラーは、行楽の雰囲気をより豊かに楽しませてくれます。
初心者でも手軽に楽しめる抹茶セット
初心者が気軽に抹茶を楽しむためには、コンパクトな「抹茶セット」を用意するのがおすすめです。
抹茶椀、茶筅、茶杓がすべて揃っているセットを選べば、準備も簡単。
「抹茶セット」にプラスして、お湯を入れた魔法瓶、お洒落な風呂敷に包んで持ち運べば、いつでもどこでも抹茶が楽しめるスタイルに。
おすすめの抹茶椀と道具
美濃焼の軽量抹茶椀
朱よりご紹介するのは、伸光窯(しんこうがま)の抹茶椀。
画像はこげ茶と赤。独特の「窯変」技法を用い、釉薬の混ざりあう様はその瞬間の気温、湿度、タイミングによって生み出される、まさに一期一会の色合い。
ひとつひとつの器がまるで生き物のように個性を持っており、使い続けるうちに「自分だけのもの」に。自然と愛着の湧いてくる逸品です。
従来の抹茶椀のような重々しさはなく、直径約13cmの手に馴染むスタンダードな大きさです。
コンパクトで便利な茶筅2種
公長斎小菅(こうちょうさいこすが)の色糸茶筅、ふげつ工房の樹脂製茶せんの2種を紹介いたします。
公長斎小菅色糸茶筅は、奈良の伝統工芸士さんによってつくられた数穂の高山茶筅。天然竹に紫色の結び糸が洗練された印象の、本格的な茶筅です。
ふげつ工房の樹脂製茶せんは、食洗器洗浄ができるのが最大のポイント。
耐熱性が高く丈夫な素材で長く愛用できます。そして分解して洗える、衛生的で、画期的な茶筅です。
ビギナーにおすすめのHow to 抹茶本
抹茶初心者の方におすすめの本です。宇治、静岡、鹿児島など全国お茶の産地の紹介や、品種の違い、それぞれのお茶の製造過程を解説。
写真ビジュアルも美しく、抹茶の魅力が余すところなく伝わります。
またお茶道具には欠かせない急須と湯呑の解説、煎茶や玉露などの種類ごとの淹れ方も紹介。
洋書ですので、外国のお友達へのプレゼントにも喜ばれます。
秋の行楽に持っていきたい抹茶椀のケア方法
外で抹茶椀を使う際の注意点とメンテナンス方法
野外で抹茶椀を使用する際は、特に水場がない場所では汚れがそのまま残りやすいため、使用後に早めに軽く拭き取ることが大切です。
また、持ち運び中に割れないよう、専用の布袋やケースを活用しましょう。
野外で使った後の簡単な掃除法
野外で使った後、すぐに洗えない場合は、水を含ませた布で汚れを拭き取り、帰宅後にしっかりと水洗いをしましょう。
長時間放置すると汚れが定着しやすいため、可能な限り早めに対応するのがポイントです。
長く愛用するための抹茶椀の保管方法
抹茶椀を長く使うためには、湿気や直射日光を避けて保管することが大切です。
特に陶器製のものは、使用後にしっかり乾燥させてから収納し、温度変化の少ない場所に保管しましょう。
自宅で楽しむ「秋の行楽×抹茶椀」気分
自宅の庭やベランダで行楽気分を味わう方法
お散歩やお出かけ先で抹茶を楽しむのも良いけど、やっぱり家が落ち着く。
そんな時はひと工夫で、日常とはちょっと違った抹茶のひと時を。
遠出せずとも、自宅の庭やベランダで簡単に行楽気分を楽しめます!
家族や友人と抹茶を点てる、手軽なピクニック風お茶会を開いてみては?
持ち寄りのお菓子や軽食で話がはずみますね。
秋をテーマにしたお茶会の演出方法
秋らしい小物や、季節の和菓子を取り入れることで、抹茶椀を使ったお茶会が一層華やぎます。
落ち葉や小さな秋の花をテーブルに飾り、秋の風情を感じさせる演出に。
季節の果物と共に
秋には栗や柿、芋など、季節の味覚を活かした和菓子が豊富です。
これらの和菓子と抹茶の組み合わせは、目で見るだけでも楽しい気分に。
季節感を楽しみながら心温まるひとときを過ごすことができます。
秋の行楽での抹茶椀の使い方アイデア
抹茶椀を使ったSNS映えする行楽写真の撮り方
紅葉や秋の景色を背景に、抹茶椀をうまく取り入れて写真を撮れば、SNSでも映える美しい写真が撮影できます。
抹茶椀のデザインと自然を調和させた構図がポイントです。
家族や友人と一緒に楽しむ「抹茶体験」
行楽シーズンは、家族や友人と一緒に抹茶を楽しむ絶好の機会です。
抹茶を体験するのが初めて、の人も多いのではないでしょうか。
経験のある誰かに教えてもらうのもいいですし、または初めて体験する者同士かもしれませんね。
堅苦しくなく抹茶を点てる楽しさを共有しながら、秋の自然の中でリラックスした時間を過ごしましょう。
秋のピクニックで抹茶椀を取り入れたお弁当のアイデア
秋のピクニックでは、サンドイッチやおにぎりなどのお弁当に加え、抹茶と和菓子を用意することで、日本らしい風情を感じるピクニックが楽しめます。
抹茶椀があるだけで、特別感が生まれます。
まとめ
秋の行楽シーズンに抹茶椀セットを取り入れることで、自然の中で日本文化の深さを味わうことができます。
軽量で持ち運びしやすい抹茶椀を選び、丁寧にメンテナンスすることで、長く楽しめる一品を見つけましょう。
紅葉を楽しみながら抹茶を味わう時間は、心に残る特別な体験となるでしょう。